群馬トヨタ自動車株式会社と嬬恋村は、先の「包括連携協定」（令和３年１月２０日締結）に伴い、健康増進のための乗合送迎サービス『チョイソコ　つまごい』の運行を開始しました。１０月２０日（水）に嬬恋村役場にて『運行開始式』を執り行い、嬬恋村内に新しい移動手段が誕生しました。

『チョイソコ　つまごい』はＩＴを活用したオンデマンドバスで、利用者の自宅前から村内に設置した３３か所の指定停留所までを申込状況に応じた最適ルートを通り、目的地の停留所（村内のみ）まで乗合で向かうことができる利便性の高い公共交通サービスです。本取組は嬬恋村が事業主体となり、事業パートナーとして群馬トヨタ自動車株式会社が支援し、運行システムを株式会社アイシン（愛知県刈谷市）が提供し買い物弱者支援や高齢者の移動手段の確保、さらには自宅から外に出かけるきっかけを創出することで、住民のコミュニティ形成や健康増進に繋げていきます。

　村内に設置した停留所の中には、公共施設はもとより民間事業者の店舗・事業所等にも停留所を設置し、民間事業者には『エリアパートナー』として本事業を支えていただきます。
　本取組みは２０２１年１０月２０日午後から村内の限られたエリア（大前（集落内）、西窪、門貝、三原鎌原（集落内）、芦生田）で実証実験として運行を開始し、利用状況、住民ニーズを踏まえ運行エリアの拡大や３年以内の事業化を目指しており、高齢者の外出機会創出、地域コミュニティの活性化そして健康増進の一助となり、地域内での定着を目指してまいります。